【Der scheidende Sommer】
ばーか。
本当に、馬鹿。
そんな言葉が聞きたかったんじゃない。
あらゆるものが過去になり。
全ての記憶がおぼろげに霞んで、懐かしい思い出になろうとも。
降り積もり、堆積する時間の重みが、銀次のぬくもりや銀次の声、そして、銀次の死さえ、風化させようとしても。
俺はお前を忘れない。
Der scheidende Sommer + END +
+postscript+